対面の店舗が少しずつ再開している中でもなお、m コマース(モバイルコマース)は消費者の好むショッピング手段であり続けています。Insider Intelligence によれば、m コマースでは 25.5% の年平均成長率(CAGR)が見込まれ、2024 年までに 4880 億に到達することが予想されています。これはモバイルマーケターにとって、ショッピングアプリにてこ入れをしてさらなるユーザーを獲得・維持する、またとない機会です。
広告クリエイティブで惹きつけるユーザーを増やすにあたっては、いくつかの要素が絡んできます。例えば色、キャッチコピー、広告フォーマットなどです。ユーザーは、広告フォーマットが変われば、他の要素にも異なる反応を示します。例えばインタースティシャル・ディスプレイでは、ユーザーは「今すぐインストール」と書かれたピンク色の行動喚起(CTA)を好みますが、動画フォーマットでは「今すぐダウンロード」という黄色の CTA が最適となります。ユーザーの好みはフォーマットに左右されるのです。下のインフォグラフィックで、ショッピングアプリ・ユーザーの広告エンゲージメントについてご確認ください。
インタースティシャル・ディスプレイ
- 背景デザイン:非プレーン
- 背景色:マルチカラー
- 広告コピー:無料ボーナス
- オーディオ:あり
- 戦略:ボーナス
- CTA:「今すぐインストール」
- CTA の色:ピンク
動画
- 戦略:アプリの機能
- 背景:プレーン
- 背景色:バイオレット
- 広告コピー:無料ボーナス
- CTA:「今すぐダウンロード」
- CTA の色:黄色
- 時間:30 秒前後
バナー
- 背景:非プレーン
- 背景色:黄色
- 広告コピー:「無料クレジット」
- CTA:「アプリを開く」
- CTA の色:赤
- 戦略:ボーナス
第一印象は重要です。そして広告クリエイティブは、潜在的ユーザーにとっては獲得ファネルの初めての接触ポイントなのです。モバイル広告クリエイティブを最適化すれば、より多くのユーザーが広告とエンゲージすることにつながります。また、オーディエンスの好みを認識することも重要です。このため、ショッピングアプリ・ユーザーのデモグラフィックならびにライフスタイルについてもデータをまとめております。これらの情報を、ユーザーの心を確かにとらえるデータドリブン・クリエイティブの作成にお役立てください。
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