DSP、SSP、広告エクスチェンジ:それぞれの違いとは?


The difference of DSP, SSP, and Ad Exchange

プログラマティック業界に足を踏み入れたばかりで、いろいろな専門用語に戸惑ってはおられませんか?

そんな方のために、この記事をご用意いたしました。

この記事の目的は、プログラマティックにおける重要なプレイヤーと、各プレイヤーがどのような相互作用をしているかを分かりやすく整理することです。

準備はよろしいでしょうか? では、始めましょう。

リアルタイム・ビッディングとは?

リアルタイム・ビッディングとは、簡単に言えば、広告インプレッションが売買されるオークションです。このオークション取引はわずかミリ秒単位で完了します。「RTB」と「プログラマティック」という言葉は同義語のように使われることも多いのですが、実際には同じ意味ではありません。「プログラマティック」というのは、特定のオーディエンスやデモグラフィックをターゲットに設定することにより、メディア購入の意思決定プロセスを自動化するテクノロジーの総称です。他方 RTB とは、単に広告枠がインプレッション単位のオークション・ベースで売買されることを指します。

RTB に関わる 3 プレイヤー

プログラマティックを理解するには、下記の用語を知り、各要素がプログラマティックの世界でどう作用しているかを把握する必要があります。

  • サプライサイド・プラットフォーム(SSP)
  • デマンドサイド・プラットフォーム(DSP)
  • アドエクスチェンジ

 SSP とは?

Supply-side platform or SSPサプライサイド・プラットフォーム(SSP)とは、パブリッシャーが広告枠/アプリを収益化するのを手伝うプラットフォームです(なおパブリッシャーは、広告スペースを提供しているアプリ開発者自身であることもあります)。SSP は、パブリッシャーの広告枠を広告エクスチェンジで提供し、あらゆるデマンドソースでインプレッションの収率が最大化されるように設定を行います。この設定には、最低価格レベル、広告掲載が許可される広告主やカテゴリ、広告タイプなどが含まれます。

 DSP とは?

Demand-side platform or DSPデマンドサイド・プラットフォーム(DSP)は、広告主側が使用する SSP に相当します。ブランド(または自分のアプリを宣伝したいアプリ開発者)は DSP を使ってキャンペーンを立ち上げ、最大入札額、予算上限、ターゲット・オーディエンスのパラメータ、キャンペーン目標などの条件を設定します。DSP はそれぞれ、広告枠の規模(締結しているパートナーシップの数次第で決まる)や購入を行うのに使用しているテクノロジー(インフラ、入札、最適化モデル)などが異なります。

デマンドサイド・プラットフォーム(DSP)は、広告主が使用するもので、広告エクスチェンジからできるだけ費用対効果の高い形で広告インプレッションを購入するのに使われます。これに対し、SSP はパブリッシャー側が DSP とは逆の効果(広告枠の収益の最大化)を意図して使うものです。

DSP とパートナーシップを組むことで得られるメリットのいくつかをご紹介します。

  • 単一のインターフェースで全てのキャンペーンを開始、管理、最適化できる
  • 一度に何千もの広告プレースメントにアクセスできる
  • オーディエンス・ターゲティング能力が豊富である
  • リアルタイムのインサイトが得られる
  • キャンペーン・パフォーマンス分析にあたって最重要となる指標にアクセスできる
  • より効率的に予算計画を立てられる

アドエクスチェンジとは?

Ad exchange広告エクスチェンジはいわば、SSP と DSP という同じ硬貨の裏表を接続する存在です。上記の売買プロセス全てをリアルタイム・オークションで行える、中立かつ自律的なプラットフォームが、広告エクスチェンジになります。

三者の相互作用

下の図は RTB オークションのプロセスを簡略化して示したものです。

Real-time bidding or RTB auction process

実際のプロセスはこの図よりはるかに複雑なものとなります。これにはいくつかの理由があります。

  • 単一のアプリ開発者がパブリッシャーと広告主を兼ねている場合もあります
  • 単一のパブリッシャーが複数の SSP と繋がっている場合もあります
  • 単一の広告主が複数の DSP と繋がっている場合もあります
  • 単一の DSP または SSP が複数の広告エクスチェンジと繋がっている場合もあります

なおプログラマティックは、世界各地どこの市場でも同じような状況であるとは限りません。米国企業やテクノロジー企業は DSP か SSP のどちらかを運営していることが多いですが、アジア太平洋の広告技術プレイヤーは両方を兼ねているケースが多くなっています。また各地域ローカルの広告主が自前の DSP を持っていたり、一部のパブリッシャーが自社用の SSP を構築していたりするケースもあります。

広告主様が Aarki から得られるメリット

Aarki は 100% リアルタイム・ビッディングで展開するデマンドサイド・プラットフォームです。DSP としての Aarki は、ユーザー獲得からリエンゲージメントまで、マーケティング・ライフサイクルの全行程において卓越したスケールと業績を上げることに注力しています。Aarki のクライアントには、知名度においても実績においても業界トップのデベロッパーが数多くおられます。Aarki はまた、世界の主要 RTB エクスチェンジの全てと統合しており、5 つのデータセンターから世界全体の広告枠にアクセスできます。確かなパフォーマンス向上のため、Aarki では独自の機械学習アルゴリズムを通してデータアセットを活用し、パーソナライズしたクリエイティブでリアルタイムにユーザー・エンゲージメントを図ります。

プログラマティックについてもっと詳しくお知りになりたい方や、Aarki との協力を通してアプリを成長させたい方は、インサイトページを定期的にご確認ください。

Topics: Marketplace Insights