バナー広告クリエイティブ総合ガイド


Banner Ads

バナー広告は、モバイル広告業界で最も一般的な広告フォーマットのひとつであり、長い歴史の中で大幅な発展を遂げてきました。邪魔な位置に飛び出してはビューワーのモバイル体験を邪魔する、見苦しい非レスポンシブ型の広告――というイメージは過去のもの。最新のバナー広告はインタラクティブかつレスポンシブであり、とりわけスケールを求めている場合には、オーディエンスとエンゲージする最初の一歩に最適です。

なぜバナー広告を検討すべきか

バナー広告はユーザーが一目で理解しやすいようにできており、ブランド認知向上キャンペーンには最適です。図像、キャッチコピー、行動喚起(CTA)を全て含み、ユーザーがバナーをクリックすれば、広告主のアプリにリダイレクトされます。

バナー広告は、1000 インプレッションあたりのコスト(CPM)が最も低く抑えられる、最安のモバイル広告フォーマットです。にもかかわらず、MoPub の調査によれば、バナー広告は今なお最高の売上高を上げている広告フォーマットだといいます。さらに、Appodeal の調査では、バナー広告はラテンアメリカと西ヨーロッパにおいて、iOS で最高収益を上げている広告フォーマットだといいます。インプレッションボリュームがきわめて高いために、確実性のある収益化フォーマットとなっているのです。

バナー広告の種類

バナー広告には様々な形状やサイズがありますが、モバイルアプリ内広告で最もよいパフォーマンスを発揮するのは次の 2 種類です。

  • 小型バナー(320x50)

小型バナーはモバイル・リーダーボードとも呼ばれ、モバイル広告向けに最適化されています。通常、画面の最下部に表示され、ユーザーの目を惹きつけてインプレッションを上げつつ、クリックスルー率(CTR)を向上するよう設計されています。

  • 中型長方形バナー(300x250)

中型長方形バナーは、ディスプレイ広告の最初の一歩に最適です。サイズがコンパクトであるため、フルスクリーン・インタースティシャルや動画のような大型フォーマットよりも押しつけがましくない印象になりますが、それでいてビューワーの目を惹きつけるディテールを入れ込むには十分なサイズです。

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バナー広告作成のヒント:やるべきこと、やってはいけないこと

  1. 効果的なアニメーションが決め手
    広告のサイズを問わず、アニメーションは静画広告よりも効果的にユーザーの目を惹きつけます。アニメーションを活用して、広告に気づいてもらいましょう。とはいえ、派手すぎたり目障りだったりすると、スパムのような印象を与えてしまいます。

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  2. テキストは短く、説得力のあるものに
    バナー広告はスペースが限られるため、1 文字 1 文字が重要になります。狙うオーディエンスを具体的にターゲティングした、ダイレクトで説得力のあるメッセージを準備しましょう。短くて素敵な広告コピーが成功のカギです。

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  3. 要素が重なり合わないように
    広告要素の全てを統合し、一貫性のある形でレイアウトすることで、小さなスペースを最大限に活用しましょう。ロゴを強調し、他の要素からは離して配置しましょう。小さなフォントを使うとバナー広告では読めなくなってしまう可能性が高いため、避けましょう。

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  4. ブランドを強調する
    キャラクターやアイコンなどのブランド要素を活用しましょう。ブランドカラーを使うこともお忘れなく。

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  5. 高画質の画像を使う
    画像がぼやけたりせず、プロフェッショナルでシャープな印象の広告に仕上げるため、使う画像は全て高画質のものを準備しましょう。広告の全要素が鮮明で、はっきり読めるようにしましょう。

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  6. CTA をはっきり目立たせる
    広告の目標とは、つまるところ行動を喚起することです。適切なコピーと色を使い、練り上げられた行動喚起(CTA)は、バナー広告の命といえます。広告の CTA ボタンをしっかりと目立たせて、アプリユーザーに行動を促しましょう。

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  7. テスト
    どんな状況にでも適応できる広告クリエイティブは存在しません。そのため、クリエイティブを磨き上げるには、テストが何よりも大切です。ターゲティングするユーザーの関心に沿った広告になっているかどうかをしっかり確かめましょう。複数の広告要素のバリエーションをテストし、単一の広告内で最も効果的な組み合わせを特定する、多変量クリエイティブ最適化技術を活用しましょう。この技術を使えば、要素をひとつずつテストするのではなく、複数の要素のコンビネーションを一気にテストできます。例えば CTA、背景画像、色、キャラクター、メッセージなどの要素を組み合わせて検討できます。

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アプリカテゴリによる違い

バナー広告はあらゆるアプリカテゴリで広く使用されていますが、Aarki で分析したところ、一部のアプリバーティカルにおいてとりわけ、他の広告フォーマットに比して効果的であることが分かりました。

Aarki では、異なる地域で実行中のキャンペーンを分析しました。具体的には、グローバルに展開中のアクション、アドベンチャー、マッチ 3 パズルゲームキャンペーン、米国で展開中のスポーツおよびストラテジーゲームのキャンペーンを対象としました。これに加え、日本のマッチングアプリ・キャンペーン、インドネシアとドイツの教育カテゴリ・キャンペーン、米国と韓国における家&住居カテゴリのキャンペーンも検討しました。

分析した指標は以下のとおりです。

  • 投資収益率(ROI)
  • インストールあたりのコスト(CPI)
  • コンバーション率(CR)

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バナー広告はモバイル広告の中で最も長い歴史を有し、今なお最も広く使われているフォーマットでもあります。広告費支出のリターンを最大限に高めるため、上記のクリエイティブ戦略を活用し、アプリのカテゴリに注意を払い、そしてひたすらテスト、テスト、テストを繰り返しましょう!

モバイル広告クリエイティブ作成のヒントやポイントについては、Aarki のインサイトをご覧ください。

Topics: Creative Insights